今週はギャフンと言わされた

日銀が利上げを決定し
円高、株安になりました。
私だけでなく日本株やドルを持っている人は
ギャフンと言ったのではないでしょうか?
投資を始めた以上、覚悟しなくてはならないことは
元本割れです。
リスク資産を持てば暴落の可能性があることを
元本割れの覚悟して持たなくてはなりません。
このリスクを許容してリスク資産を持っているのだから
そのリスクと引き換えにリターンも高い可能性があります。
その可能性を期待してリスク資産を持つわけです。
引き金は日銀の為替介入です。
1ドル=161円台で推移していた7月11日夜、
4円ほど急激に円高に振れました。
それから大きく為替は円高に向かいました。
素人の私が推測するには
日米で合意があったと考えています。
トランプ大統領候補はドル高を是正する必要を
解きました。
これはトランプ大統領候補の意見だけでなく
多くのアメリカ人が思っていることだと
私は考えています。
従って日米の利害は円高だと言うことです。
日本は円安で困っているので為替介入をする。
為替介入はドル売り円買い介入の場合、
日本に有利に働きます。
他の先進国は利上げをして自国経済を犠牲にしているのに
日本は利上げをせずにドル売り円買い介入をして
利益をえるのはずるいと国際的に思われるので
日銀は利上げをしてFRBは9月に利下げをする
と言うとで今の状態になっていると
私は思います。
逆に言うと今後、いくら円安になっても
ドル売り円買い介入はできない状態です。
中東情勢、ウクライナ情勢が今後、悪化して
欧米のインフレが再燃して再利上げしなくては
ならなくなり欧米と日本の金利差が更に広がっても
日銀は為替介入できずに、利上げするしかない
ということです。日本国内だけでみれば
実質賃金は下がり、買い控えが進んでいる状態で
利上げをするしかないことになります。
今日の日経平均の暴落は日銀の利上げによるものです。
従って日本株は円安だから外国人投資家により、
買い支えられただけで円高になれば
外国人投資家は簡単に日本株を売ります。
日本企業を思って日本株を買う外国人投資家は
ほとんどいないでしょう。
まあ今日は負け犬の遠吠えのようになりました。
NISAやiDeCoを地道にやっている人たちには
今日は非常につらい日になったと思います。
今日を教訓として今後の取引に備えたいと思います。