ファイナンスとは

昨日、ユーチューバーの中田敦彦さんの
「金持ち父さん・貧乏父さんシリーズ」の動画をシェアしました。
介護基本技術の経緯を書いているうちにロバート・キヨサキの
本を速読したことを思い出したので最後にリンクしただけだったのですが
その内容は非常に面白かったです。
中田敦彦さんはとてもロバート・キヨサキの本を読みこなして
いらっしゃって私もお金について新たな視点ができました。
異論を言うわけではないのですが
私は35年間ずっと理学療法士の仕事しかしてこなかったので
ダメとは言ってはいないのでしょうが、まあ
ファイナンシャル・リテラシーなんて私全くゼロですので
還暦を過ぎて今さら経営者になろうなんて思わないし
自分は好きで理学療法士になり素晴らしいと思った理学療法技術を
自分なりに勉強して臨床でも応用してきたことは無駄でなかったと
思っています。理学療法士は私の一番好きな仕事です。
人間には向き不向きがあり全ての人がビル・ゲイツやジム・ロジャーズ
にはなれないので経営者も投資家も技術者も会社員も公務員も
社会には必要なのです。
今までの日本人はファイナンシャル・リテラシーがなくてもやってこれた
という理由で経営や投資が義務教育から外れていたと私は考えています。
私が学生や若い時は安全で安定した職に就くということが重要でした。


今日「世界一わかりやすいファイナンスの教科書」永野良佑著を
図書館で借りてきました。
financeには、金融、財政、資金といった意味があります。
まずは大まかな意味を確認しておきましょう。こちらのホームページご参照ください。
みんなのマネ活より

今、1/3くらい読みました。
リスクとリターンの関係が書いてあります。
人は自分ができないことをお金を払って専門家に頼みます。
企業も専門家です。他の会社ができることばかりしていたら
誰もそんな企業に自分のお金を投資しようとはしません。
他の企業ができない人が欲しがる商品を制作、販売できるところに
この企業は将来、必ず収益を上げ株価が上がるから投資しようと
考えます。
経営者も投資家も技術者も会社員も公務員も誰もが収益や
賃金がもらえると思うから自分の能力を上げて良いサービスを
提供しようとするのです。
企業は様々なプロジェクトを行うそうです。
人材や新たな設備投資をして利益を得ようとします。
そこにはリスクとリターンがあります。
リスクとリターンは比例してリスクが少ないところはリターンは少ない
リスクを大きくとればリターンも大きくなります。
日本語ではリスクは危険という意味で敬遠されるのですが
ファイナンスではリスクとはお金を失うことではなく
当初の想定から外れることをリスクと言います。
ここまでが本書の内容でここからは私の考えなのですが
お金を得る方法として労働して時間内に決められた作業を
職場で行い賃金を得るのが一番リスクの低い方法です。
経営者や投資家はリスクを取り高いリターンを得ようとします。
株、債券、不動産、為替、金(コモディティー)などの金融商品は
上がったり下がったりします。
想定外の動きをします。
企業活動も不確実なことがあっても労働者には決められた賃金を
支払う義務があります。
確実なことは今までにあったことだけです。
過去のデータをもとに人は予測します。
私もyou tubeの経済ニュースを見るのが大好きなのですが
経済学者さんたちは今までの事実や過去はこうだったという
事実だけを述べてこの状態だったら未来はこうなるのではないか?
という話し方をします。
明日のことは誰にも分かりません。
明日ロシアでクーデターが起きてウクライナ戦争が終わるかもしれない
これは日本人が好きそうなシナリオです。
これからはお金を稼ぐだけでなく増やす方法を知る必要があります。
本業で稼ぐだけでなく投資を勉強することも必要だなと考えていますが
中田敦彦さんも動画でおっしゃっていたように
投資の言葉を覚えて時間をかけて増やす方法を学習する必要があります。
私も還暦を過ぎてファイナンスも勉強しないとねと思うようになりました。
何事も基本が大事です。
介護基本技術にファイナンスの項も付け加えたいと思います。