食事動作

理学療法士の役割はただ単に基本動作を向上させるだけではありません。
ADL(日常生活動作)を向上させQOL(生活の質)をあげて
障害があっても人生を楽しめるようにすることです。
本日は食事動作です。

口腔は様々な機能があります。食べることや話すことです。
呼吸も鼻と口で行われます。
老化はどこから始まるのかというと
様々な意見があるところですが私の個人的な意見は
歯からだと思います。
歯がなくなると老化が進むと感じています。
色々なものが自由に食べられなくなります。
咀嚼、嚥下などが上手く行っているかを確認し
誤嚥、喉詰めを防ぎましょう。

利用者さんにとって食事は生活の楽しみでもあります。
食事動作の基本を考え介護を行って見てください。
皆さんの業務に役だって頂ければ幸いです。


現在、固定ページを作成中です。頑張って完成させたいと思います。

私の瞑想法の具体例

皆さん日々の業務でストレスがたまっていると思います。
本日は私のオリジナル瞑想法をご紹介します。

私は様々な瞑想を組み合わせます。
瞑想では「部屋を静かに」という人が多いですが
私は自然音のCDをかけます。

「音のシャワーで目が良くなるCDブック」のCDをかけます。
この本では自然音の振動が目の細胞を活性化し
自律神経を整える働きがあるそうです。
CDには海の波の音、川のせせらぎ音などが収録されています。
これを低音で瞑想中に流します。


そしてまず自律訓練法を行います。
姿勢はお好みです。椅子に座っても胡坐をかいても
ベットに寝ても一番リラックスできる姿勢を選びます。

マインドフルネスの本を書いている人は
自律訓練法を用いる人が多いです。
「心を整えるマインドフルネスCDブック」では
人見ルミさんが2曲目に「心を整える自律訓練法」を
収録されています。
最後まで聞かず「額が涼しい」まで行って
全身がリラックス出来たら

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「最高の休息法」のマインドフルネス呼吸法とボディースキャンを行います。


そして心臓に手を当てて鼓動を感じ
「ソーハム・アーハム」瞑想を行います。

これを行うには各CDを編集しておく必要があります。
音質は悪くなりますが各CDをかけて自分の好みの
部分だけボイスレコーダーで録音するという方法も
あります。
その辺は各自で工夫していただければと思います。

こちらのボイスレコーダーがお買い得で高性能です。


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you tubeで検索してスマホで出来るように設定すれば
良いかもしれません。
本日ご紹介したyou tube動画をやってみて良ければ
CDブックをご購入していただいて理解を深めていただければと
思います。
皆さんも自分に合った瞑想ライフをお楽しみください。
日々のストレスが解消されて
利用者さん介護職員にやさしい介護につながれば幸いです。

健康法・まとめ

介護職員の健康法をまとめてみました。

介護業務も記録は電子化されディスプレイを
見ることが多いと思います。
こちらを参考にしていただいて目の疲れを癒やしてください。

健康法・1

私の瞑想法の具体例

ストレス解消にはこちらを参考にしていただければと
思います。

ストレス解消法・瞑想法

チャットGPTで調べたマインドフルネス

私の瞑想グッズ

瞑想の歴史と種類

このサイトは介護について
あらゆる側面から
利用者さん介護職員にやさしい介護基本技術を
皆さんと考えていきたいと思います。

素晴らしい日本人の文化

の精神で何でもありでいきたいと思います。

ストレス解消法・瞑想法

医療・福祉従事者はストレスがたまりやすい職種です。
心の安定が必要です。
私はストレス解消に瞑想を取り入れています。
瞑想は難しくありません。
この動画は自由に瞑想しようと言っています。
私もこの意見に賛成です。
瞑想は様々な本を読んで自分で勝手に楽しめば良いです。
決まったことなんて何もありません。

「介護基本技術」で瞑想を紹介するのは
色々ご意見があると思います。
5年前にホームページ・ブログを書き始めた時は
「介護基本情報」というタイトルでした。
Facebookで介護のグループに入り介護について
意見交換していくうちに介護職は非常に
ストレスを抱えている人が多いことが分りました。
そして様々な瞑想のCDブックを読み
それをブログにしました。
瞑想の共通点は「大いなるもの」にアクセスし委ねるという特徴があります。
「スピリチュアル」とも言います。

ジョセフ・マーフィーは「潜在意識」といい、


ロンダ・バーンは「シークレット」といい、


パム・グラウトは「可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティー)」
と呼び、

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エスター・ヒックスは「引き寄せ」と呼びました。



ディーパック・チョプラは「無限の可能性」「宇宙のパワー」「純粋意識」
など様々な呼び方がされます。


各著書では様々な祈り、瞑想法などが
紹介されています。
私の考えは「ベストセラーになったものは
何らかの効果がないとベストセラーにならない」
ので何かしら効果があると考えています。
皆さんも様々な瞑想の本やスピリチュアルの
本を読んで楽しんで
自分なりの瞑想法を作って行って欲しいと
願っています。

2025年問題をどう乗り切るのか?

「日本は現在100年、200年に一度の危機だ」
「多くの難題を抱えている」
「今までにない危機」など我々の不安感を
煽るような政治家、マスコミが最近目立つような気がします。
人間生きているかぎり必ず問題はあるのです。
高度経済成長の時代は水俣病などの公害、
環境破壊が深刻なことはその頃から言われていました。
オイルショックになったらトイレットペーパーの買い占め
コロナになったらマスクの買い占め
最近は風邪薬の買い占めなど
人が困っていることに漬け込んで儲けを得ようとする人が
後を絶ちません。
「円安だよ。日本の経済は危ないから今のうちにドルを
買っておこうよ」と言って昨年バブルのドル高が起こりました。
「周りがそうだから自分もそうしないと」という心理を
煽ってバブルは生まれ高値をつかまされるのは
善良な市民なのです。
バブルは17世紀の初めオランダで
「チューリップ・バブル」というものが起こりました。

1593年にウイーンからオランダにチューリップの球根が持ち込まれた。
チューリップはモザイク病という病気にかかると
チューリップの花弁はモザイク様の色鮮やかな縞模様を作り出した。
オランダ人はこの種の球根を非常に珍重し、それを
「ビザール(変わり種)」と呼んだ。
チューリップ球根商人たちは来年人気の出そうな花びらを
咲かしそうな球根を高値で売買するようになり
チューリップの球根はみるみるうちに高値を付け始めた。
そして高値をつければつけるほど確実に儲かる投資対象となった。
貴族も平民も農民も家政婦も主婦たちも年寄りも
チューリップ・バブルは永遠に続くと信じられていた。
しかし1637年1月に最高値をつけてから急速に値を下げていった。
ウオール街のランダム・ウオーカー バートン・マルキールより


身の周りの人たちが評価しているものや人物をつい信用してしまうのが
社会的証明の法則と呼びます。
「2025年問題で日本は高齢化で日本の財政は危ない」など
経済学者さんたちは言います。
真っ当な投資の先生は「明日、為替・株・債券がどうなるかは予測できない」
と正直に言います。
誰も政治家も学者もマスコミも明日のことは分からないのです。
戦国時代も明治維新も太平洋戦争もオイルショックもバブル崩壊も
リーマンショックもコロナもいつの時代もみんな大変だったのです。
現代だけが特別なわけでも何でもないのです。
2025年問題で大変だと騒いでいますがそこがチャンスでもあります。
時代が変わる時がチャンスの時です。
自分自身の人生を生きよう。他人の言葉に惑わされず、
本当に自分に合っていると思えるものを選ぶべきである。
とにかく自分の納得がいくように行動すべきだ。
成功者は自分の才能を信じて疑わない。
彼らが自分の人生を生きているからに他ならない。

逆境の中には、それがひどいものであればあるほど、
その中にその逆境のひどさに見合った、強力な幸せの種子が隠れているのです。
不幸を幸運に変える、つまり、逆境であればあるほど、
貴重な体験を重ねることが出来るのです。
農夫の心構えとは、畑を耕し、種を蒔き、作物の世話をし、
その収穫を待つという辛抱強い姿勢のことである。
これと同様に、願望の実現を一朝一夕にして得ようとすると必ず失敗する。
日々の努力の果てには、必ず収穫が待ち受けているという
確信を持って待ち続けることが重要である。
不運な目に遭った時は、それを過去のものとしてしまっておくことにしよう。
あなたの心は、いつも未来への達成へと向けておこう。
そうすれば過去の失敗は、未来には幸運となって作用することになる。
後悔や苦い思い出、悔しさがあるなら、自分の過去の扉を閉じたまえ!
あなたが逆境に出遭ったら、それは貴重なレッスンだという見方をすればいい。
思考は現実化する ナポレオン・ヒルより


他人の意見に惑わされずに自分の人生を精一杯生きようではありませんか?
それがいつの時代も大事なことだと思います。

健康法・1

人生100歳時代になりました。
利用者さん介護職員とも健康第一です。
介護を通じて利用者さんに元気でいてもらうために
職員も健康である必要があります。
本日は目の健康です。
20年ほど前に3D写真が流行りました。
2枚の写真を一つに見ようとすると
遠近感が出て奥行きがはっきりします。
様々な目のトレーニングが考えられてきました。
栗田昌裕先生が開発したSRS速読法は3D写真で
目の健康の大事さを伝えています。

栗田先生ご略歴

このホームページで
3D写真を紹介されています。

私のブログに栗田先生の3D写真を載せると著作権の侵害に
なりますので私が作成した3D写真を載せます。

デジタルカメラで「超かんたん」立体写真を作ろう

3D写真の見方

私はスマホで作りました。作り方は超かんたんです。
誰でもできます。

写真の上で右クリックして「画像をコピー」してWordに貼り付けてL判写真用紙で印刷してみてください。

私は3D写真を見た後、目薬をさします。
すると「イー感じ」です。


皆さんも自分なりの視力回復法を試してみてください。
こちらの3Dマジカルアイもどうぞ試してみてください。

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どんどん目が良くなるマジカル・アイ [ 徳永貴久 ]
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寝返り・起き上がり訓練

先日「基本動作訓練の考え方」を書きましたが
少し付け加えたいと思います。
私の基本動作訓練の理念は
「如何に苦痛なく利用者さんが必要な動作に導けるか?」
ということです。
利用者さんが痛みなく過剰な努力なしで
介助者も必要最低限の労力で行う方法を常に
現場で考えています。
前回もお話ししたように足の裏が床にしっかり着いた
安定した座位が取れるように訓練を進めます。
座位が取れるようになるには寝返りが必要です。
寝返って健側を下にして起き上がって安定した座位を
練習します。

まずは寝返りです。全介助の利用者さんは効率の良い寝返り動作を行います。

膝を立てると力のモーメント
軸や点の周りで物体を回転させようとする力の力量が大きくなり寝返りしやすくなります。

次は起き上がり訓練です。

利用者さんのボディーをてこに例えるとこのようになります。
利用者さんの坐骨を支点にして下腿をベットから重力を利用し
下腿の重みと介助者の上半身の介助で楽な起き上がりが出来ます。
下の図は介助者の体の使い方です。

介助者の腰を固定して下肢の力を使います。
これでぎっくり腰防止ができます。腰痛予防をご参照ください。
そして安定した座位を練習します。

これで立ち上がり訓練、平行棒内立位、歩行訓練の準備ができました。

以上が私の考え方です。
私のやり方が必ず正解だとは限りません。
利用者さんの病気・障害により変わってきます。
様々な人の介助の考え方を知り自分で
現場で一番良い方法を探していくことが重要と思います。
「こんな方法も良いよ!!!」というご意見があれば
コメントもお願いします。
みんなで知恵を出し合ってより良い介護基本技術を
作り上げましょう。以下の動画、書籍等もご参照ください。

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2025年問題

2025年、いわゆる「団塊の世代」800万人全員が75歳以上、
つまり後期高齢者となります。
2025年問題とは、超高齢社会が訪れることで生じる
さまざまな影響のことを言います。
団塊の世代は、第1次ベビーブームの時期に生まれ、
さまざまな分野で日本の成長を牽引してきました。
この世代が75歳以上を迎えることで、
総人口1億2257万人のうち、後期高齢者の人口が2,180万人に達します。

「目前に迫る2025年問題とは? 何が起き、どう備えるべきかを徹底解説」より

我々、医療・福祉に携わるものは今後、団塊の世代の人がどのような人達なのかを
理解する必要があります。
第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)に生まれた
私より約15歳くらいのお兄さんお姉さんたちです。
ですから東京オリンピックの時に15歳前後の人達です。
高度経済成長が始まりビートルズなどの欧米文化に憧れた人達です。
チューリップの財津和夫さん、アリスの堀内孝雄さん、谷村新司さん
かぐや姫の南こうせつさん、和田アキ子さん、沢田研二さん等など
そうそうたる人達です。
昭和一桁の人達に続いて日本経済を牽引しオイルショック
バブル崩壊、定年前にリーマン・ショックを経験した人達です。
また鉄腕アトムなどのアニメ世代でもあります。
宮崎駿さんは団塊の世代の少し前の人ですが日本の代表的なアニメーターです。
皆さんいつまでもお元気でいてくれたらありがたいのですが
医療、介護を受けなくてはならない人が多くなることは
間違いなさそうです。
我々、医療・福祉従事者はこの世代の人達とどのように上手く
やっていけるのでしょうか?
昭和一桁の人達はモーレツ社員と言われたように
団塊の世代も競争が激しい時代を生き抜いてきました。
昭和一桁の人達は高額な退職金を得たのに対し
退職前後にリーマン・ショックがあったので勝ち組、負け組が
鮮明になった世代だと言えます。
日米安保闘争など学生運動に係わってきた人達もいます。
激しい競争、闘争を生き抜いてきました。
昭和一桁の人達よりプライドが高い可能性があります。
75歳以上の人が日本の全人口の18%約20%つまり5人に1人に
なるのです。
昭和20年の日本人の平均寿命は50歳でした。
しかし今は90歳くらいまで上昇しています。
この問題を解決する方法は健康寿命を伸ばすことと60歳を過ぎても
男女ともに働ける環境を作り社会保障費の負担を軽減することです。
医療、介護を受けなくてはならない人に対しては憲法第25条
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
生存権を保障する必要があります。
ノーマライゼーション「障害者も、健常者と同様の生活が出来る様に
支援するべき、」という考え方でリハビリが重要になります。
以上のことを踏まえて団塊の世代の人達の
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を守ることが
我々、医療・福祉従事者の今後の使命だと考えました。


私の基本動作訓練の考え方

私は理学療法士として現場で働いています。
沢山の看護師さんヘルパーさんと共に働き
様々な方のトランスファーの方法を見てきました。
そこで気付いたポイントをお話ししたいと思います。
私の基本動作訓練の考え方は
・寝返り→起き上がり→ベット上端座位→車椅子移乗
→平行棒内立位→平行棒内歩行→歩行器歩行→杖歩行
→屋外歩行(階段昇降などの応用歩行)と進めていきます。
本日は立ち上がりとトランスファーを考えていきます。

車椅子移乗、立位姿勢訓練の基本は
足の裏を地面にしっかりつけて膝の
伸展力を使うように誘導することです。
左のイラストのような姿勢で移乗をさせる人が
非常に多いです。
右の図のように地面に足の裏をしっかりつけ
下腿を前方に倒し重心が前方に乗り膝で
体を支えられるような動作を誘導しましょう。

大事な点は足関節と膝関節の拘縮がないことです。
拘縮があれば可動域訓練が必要になります。

以上が私の立ち上がりとトランスファー訓練の考え方です。
前回、利用者さんの残存能力を補うと書きましたが
あまり詳しく書くとややこしくなるので今日はここまでです。
前回の「てこの原理の応用」と合せてご覧頂いて
皆さんの業務に参考になれば幸いです。


てこの原理の応用

介護の基本・ボディーメカニクスでは介護技術とくにトランスファーテクニックに有効な基本をご紹介しました。

本日はてこの原理を用いて
利用者さん介護職員にやさしいトランスファーテクニックを
考えていきたいと思います。

上記の図はWordで作成して
スクリーン・ショットをしたものです。
大体はおわかりいただけると思います。
これを以下のように
起き上がり、立位、移乗動作に応用していきます。

介助者の体の使い方、利用者さんの
ボディーメカニクスをてこの原理に
当てはめてみました。
実際の介護現場でこの時は「第一のてこ」
この時は「第二のてこ」と考えて利用者さんの
移動時に考えていだだければ
あなた自身の
利用者さん介護職員にやさしい介護技術が
出来ると思います。
皆さんの業務にお役に立てれば幸いです。

トランスファーテクニック具体例はこちらをご覧ください。

このyou tube動画は利用者さんの膝をロックすることを
ポイントにしています。
これはとても参考になります。
私はトランスファー時には膝のロックはあまり気にしません。
このyou tube動画は全介助を前提としています。
私は利用者さんにどれくらいの残存能力があるかを把握してから
利用者さんの不足している能力のみを介助するように
心がけています。
具体的にはまた今後ご紹介したいと思います。