株式投資の不滅の真理
バートン・マルキール著「ウオール街のランダム・ウオーカー」で
「ランダム・ウオーク」というのは「物事の過去の動きからは、
将来の動きや方向を予測することは不可能である」ということを
意味する言葉であると述べています。
本書ではチンパンジーがウオルストリート・ジャーナルの相場欄に
ダーツを投げて選んだ銘柄からなるポートフォリオでさえも、
プロのファンドマネージャーと同じような成果を上げることが出来るという
考え方を改めて検証している。
プロの運用する株式ファンドの長期的な運用成果を調べたところ
その三分の二以上は幅広い銘柄に分散投資するインデックス・ファンドよりも
見劣りすることがわかった。
と書いています。
従って難しいことを考えずに株式ならば
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を一本だけ
買ってずっと持っているだけで良いという結果になるのですが
それでは余りにも面白くないので
複数の株式、債券、不動産投資信託(REITs)に分散し
ポートフォリオを組むことで
リスクを抑えるということを考えたいと思います。
基本的なことはChatGPTに聞きました。
ChatGPT
ポートフォリオの組み方は、個人の投資目標、
リスク許容度、時間軸などに基づいて様々です。
以下に、一般的なポートフォリオの組み方の具体例をいくつか示します。
ただし、これはあくまで一例であり、個別の状況に応じて調整する必要があります。
- バランス型ポートフォリオ
このポートフォリオは、リスクとリターンのバランスを重視する場合に適しています。
株式: 50%
債券: 40%
現金: 10%
このようなバランス型ポートフォリオでは、株式の成長によるリターンを追求しつつ、
債券や現金の安定性によってリスクを抑えています。
- 成長型ポートフォリオ
成長を重視する投資家向けのポートフォリオです。
株式: 70%
新興国株式: 15%
ハイリスク・ハイリターン投資(ベンチャーキャピタルなど): 10%
現金: 5%
成長型ポートフォリオでは、高いリターンを狙いつつ、
リスクも高くなる可能性があります。
新興国株式やハイリスク投資を含めてリターンの幅を広げています。
- 安定型ポートフォリオ
安定性とキャッシュフローを重視するポートフォリオです。
株式: 30%
債券: 60%
不動産投資信託(REITs): 5%
現金: 5%
このポートフォリオでは、債券や不動産を通じて安定的な収益を確保し、
株式を通じてリターンを追求します。
これらは一般的なポートフォリオの組み方の一例です。
ポートフォリオの組み方は個人の状況に合わせて調整されるべきであり、
投資目標、リスク許容度、時間軸、現在の資産状況などを考慮することが重要です。
私は前回のようにで日本、アメリカ、全世界の株式のインデックス
と国内、先進国債券のインデックス・ファンドの積立投資をしています。
楽天証券のiDeCoではeMAXIS Slimを取り扱っていません。
各証券会社でのiDeCoの銘柄は異なっています。
eMAXIS Slimは信託報酬が非常に安くNISA枠では
購入手数料と売却手数料は無料です。
コストを低く抑えるのに努力されています。
非常に優れた金融商品です。
私はNISA口座ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を
積み立てています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は為替はどれくらい影響するのか?
ChatGPT
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、
株式市場における多くの国々の株式に投資するインデックスファンド(ETF)の一例です。
為替の影響は、このファンドに投資している国々の通貨間の為替レートの変動によって、
ファンドのリターンに影響を与えることがあります。
為替の影響はいくつかの方法で現れる可能性があります:
為替リスク(Currency Risk): ファンドが異なる国の株式に投資している場合、
それら国々の通貨間の為替変動が投資リターンに影響を及ぼす可能性があります。
一部の国の通貨が強くなると、他国の通貨が弱まるかもしれず、
それがファンドの価格やリターンに影響を及ぼすことがあります。
海外の収益の為替変動: ファンドが異なる国の企業に投資している場合、
それら企業が外国市場で収益を上げる際に、
現地通貨から基軸通貨(多くの場合、米ドル)に変換する必要があります。
通貨の変動によって、その際の為替レートが影響を及ぼす可能性があります。
ヘッジ戦略の影響: ファンドマネージャーは、為替リスクを軽減するための
ヘッジ戦略を採用することがあります。
これにより、通貨の変動がファンドのリターンに与える影響を抑えることができます。
ヘッジ戦略の有無は、為替の影響度に大きな違いをもたらすことがあります。
しかしながら、具体的な影響は多くの要因によって異なります。為替の変動は予測が難しく、
多くの場合、市場の動向や国際的な経済状況に影響されます。
したがって、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
の為替への感受性については、過去のデータやファンドの運用方針を考慮する必要があります。
J・リートの投資信託も少額の積立は良いと思います。
リートの管理費用は結構高いのですが
eMAXIS Slim 国内リートインデックスは
管理費用0.187%で買付け売却手数料はありません。
株式、債券、不動産投資信託(REITs)の割合をアセットアロケーションと言います。
User
ポートフォリオ、アセットアロケーションの違い
ChatGPT
「ポートフォリオ」と「アセットアロケーション」は、
投資や資産管理の文脈で使用される用語ですが、
それぞれ異なる意味を持ちます。
ポートフォリオ(Portfolio):
ポートフォリオは、ある個人や機関の保有するすべての
資産(投資や資産)をまとめたものを指します。
株式、債券、不動産、現金など、さまざまな資産クラスを含むことがあります。
ポートフォリオは、リスクとリターンのバランスを考慮して構築され、
投資目標やリスク許容度に基づいて管理されます。
例えば、リスクを分散するために異なる種類の資産を組み合わせることが一般的です。
アセットアロケーション(Asset Allocation):
アセットアロケーションは、ポートフォリオ内の異なる
資産クラス(例: 株式、債券、キャッシュ)への資産の割り当て方法を指します。
つまり、どれだけの割合で各資産クラスに投資するかを決定するプロセスです。
アセットアロケーションは、投資家のリスク許容度、投資目標、時間的な
ホライズンに基づいて決定されます。
例えば、若い投資家はリスクを取る傾向があり、
株式への割合を多くすることがありますが、
年金受給者のポートフォリオではより安定した債券への割合が高いかもしれません。
要するに、ポートフォリオは保有する全資産の集合体を指し、
アセットアロケーションはそれぞれの資産クラスへの投資割合を決定する
プロセスや戦略を指します。
投資家は、リスクとリターンのバランスを考慮して
適切なアセットアロケーションを選択し、
そのアロケーションに基づいてポートフォリオを構築・管理します。
基本、株と債券と不動産なのですが
iDeCoとNISAを上手く使い分けないと余りこれをすると
複数の銘柄を持つことになりどれくらいの配分か分らなくなるので
できるだけ自分が把握しやすいように積み立てるのが難しいです。
インデックス・ファンドの積立投資は適当にやれば
誰でも成果が出るのですが
リバランスなどで頭を使って考えるとより楽しくなります。