今後の世界経済


今、世界経済が変わろうとしています。
投資で大切なことは
今がどういう状態なのかを正確に把握することです。
各国の経済政策がどのようになるかを正確に調べることです。
アメリカ大統領選挙が話題になっていますが
トランプ政権になるかどうかで為替は大きく変わって
きます。
トランプ大統領候補は「円安と中国人民元安は問題である」と
国を名指しして自国通貨安に誘導しようとしています。
アメリカの製造業者がトランプ大統領候補の支持母体だからです。
高橋洋一先生はドル円の現在の理論値を出しています。
2国通貨の交換比率 円の総量とドルの総量の比率なので
円とドルのマネタリーベースから計算すると
ドル円の理論値は110円から120円だと言っています。
ウクライナ戦争が始まり食料とエネルギー価格が上昇し
欧米は異常なインフレになりました。
そして欧米、オーストラリアなどのオセアニアは利上げをしました。
利上げをしなかったスイスまで利上げをしたので
金融緩和を続けた日本は通貨安となりました。
デフレで苦しんでいた日本はアベノミクスで異次元の金融緩和を
始めマイナス金利、イールドカーブコントロールなどの
低金利政策を続けました。
今年、3月に植田日銀総裁により金融政策の正常化がされたのですが
円安は止まりませんでした。
私の考えはドル円の理論値は高橋洋一先生が正しいと思います。
しかしマーケット(個人投資家を含む市場参加者)の売り買いに
より実際の為替は決まるので理論値より40円ほど
上振れた状態が続いていると思います。
動画の通り円安は日本経済に有利ですが一般の人は
その恩恵を感じにくいという特徴があります。
次回の日銀政策決定会合とFRBがどうなるのかで
上振れた分が修正されるのかが注目されるところです。
アメリカ大統領選挙も非常に注目されます。
マーケットはトランプ大統領候補の勝利を折り込み
始めていますが結果はやってみないと分からないです。
為替と株価に大きいな影響が出ると思います。
ヨーロッパ、ウクライナ情勢、中東情勢も注目されます。
戦争が収まらないと世界的なインフレの原因が残されたままに
なります。
この程度が私の今の知識です。
自分の考えを書き出しシナリオを立てることは
世界経済の勉強になりますし世の中を広く知ろうという
動機付けになります。
書き出して分かることは知的好奇心というのは
何歳になっても重要です。そして為替や株価などは
予想できないということが分かってきます。
実際に儲かる儲からないは別ですが。
今日はこんな感じです。

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