新NISAに向けて

投資は必ずしもしなければならないものではありません。
リスク資産を許容しない人は止めたほうが良いです。
リスク資産とは何でしょうか?
皆さんが働いて頂いたお給料を定期預金で貯めておけば
銀行が破綻しても1000万円までは国が保証してくれます。
日本国債も無リスク資産と言えます。
日本国政府が発行する国債なので
民間の銀行の預金よりも信用リスクの点では
安全です。
端的に言って、日本政府は日本の民間銀行よりも
潰れにくいのです。(第三版ほったらかし投資より)
日本国債がデフォルトしない可能性はゼロではありません。
日本は債務超過であるという話はよく聞きます。
しかし高橋洋一先生のこの動画はいたずらに
日本の財政危機を煽る不安を解消してくれます。

1年前の動画ですが通貨安の不安についても説明して
くれています。
テレビで為替の話はドル円の話でそれ以外の国の
通貨とは比較していません。
日本は金融緩和を粘り強く継続するという方針を
変えていないので、イールドカーブコントロールの緩和後は
多少金利が上がっていますが欧米諸国との金利差で
円を売り金利の高い国の通貨に換えるキャリトレードが
行われています。
インフレで苦しんでいる国は日本だけではありません。
世界的に食糧不足で原材料の値上がりが続いているので
世界的に物価高です。
先月までは世界的な株高でしたが10月に入り
やや下がり気味です。
欧米の高金利政策が続いているだけかもしれませんし
景気後退の前兆かもしれませんん。
ウクライナ戦争が始まってから経済が不安定になっている国は
日本だけではないということです。
日本は長期でデフレが続いてきたので円安を機に輸出産業を
成長させ景気の好循環を作り賃上げを目指しています。
そのための金融緩和策であることを理解しなければなりません。
日本国債の話に戻ると日本の財政は現在悪くないので
余程のことがないとデフォルトはないということです。
預貯金と違うところは債券なので
個人向け国債変動金利型10年満期を購入したら
最後まで持つことです。
定期預金は解約すれば良いですが
債券を中途で解約して現金化して上がる場合もありますが
下がる場合もあります。これをキャピタル・ゲインと言います。
日本国債でキャピタル・ゲインを狙っても余り上手くいかないので
日本国債を買ったら最後まで持つという決心のある人は購入を
お勧めします。
今は日本も苦しいけれど世界も苦しいということです。
アメリカが好景気だと言われますが
アメリカ人も物価高で節約志向になっていると私は思います。
物価高で節約するのは日本人だけでなく世界ではどこでもそうです。
結論は預貯金だけで良いと言う人は新NISAしなくていいです。
リスクがありもしかして一時的にマイナスになるけど
リスク資産を持ち続けるという考えの人だけがすれば良いのです。


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