2025年問題をどう乗り切るのか?

「日本は現在100年、200年に一度の危機だ」
「多くの難題を抱えている」
「今までにない危機」など我々の不安感を
煽るような政治家、マスコミが最近目立つような気がします。
人間生きているかぎり必ず問題はあるのです。
高度経済成長の時代は水俣病などの公害、
環境破壊が深刻なことはその頃から言われていました。
オイルショックになったらトイレットペーパーの買い占め
コロナになったらマスクの買い占め
最近は風邪薬の買い占めなど
人が困っていることに漬け込んで儲けを得ようとする人が
後を絶ちません。
「円安だよ。日本の経済は危ないから今のうちにドルを
買っておこうよ」と言って昨年バブルのドル高が起こりました。
「周りがそうだから自分もそうしないと」という心理を
煽ってバブルは生まれ高値をつかまされるのは
善良な市民なのです。
バブルは17世紀の初めオランダで
「チューリップ・バブル」というものが起こりました。

1593年にウイーンからオランダにチューリップの球根が持ち込まれた。
チューリップはモザイク病という病気にかかると
チューリップの花弁はモザイク様の色鮮やかな縞模様を作り出した。
オランダ人はこの種の球根を非常に珍重し、それを
「ビザール(変わり種)」と呼んだ。
チューリップ球根商人たちは来年人気の出そうな花びらを
咲かしそうな球根を高値で売買するようになり
チューリップの球根はみるみるうちに高値を付け始めた。
そして高値をつければつけるほど確実に儲かる投資対象となった。
貴族も平民も農民も家政婦も主婦たちも年寄りも
チューリップ・バブルは永遠に続くと信じられていた。
しかし1637年1月に最高値をつけてから急速に値を下げていった。
ウオール街のランダム・ウオーカー バートン・マルキールより


身の周りの人たちが評価しているものや人物をつい信用してしまうのが
社会的証明の法則と呼びます。
「2025年問題で日本は高齢化で日本の財政は危ない」など
経済学者さんたちは言います。
真っ当な投資の先生は「明日、為替・株・債券がどうなるかは予測できない」
と正直に言います。
誰も政治家も学者もマスコミも明日のことは分からないのです。
戦国時代も明治維新も太平洋戦争もオイルショックもバブル崩壊も
リーマンショックもコロナもいつの時代もみんな大変だったのです。
現代だけが特別なわけでも何でもないのです。
2025年問題で大変だと騒いでいますがそこがチャンスでもあります。
時代が変わる時がチャンスの時です。
自分自身の人生を生きよう。他人の言葉に惑わされず、
本当に自分に合っていると思えるものを選ぶべきである。
とにかく自分の納得がいくように行動すべきだ。
成功者は自分の才能を信じて疑わない。
彼らが自分の人生を生きているからに他ならない。

逆境の中には、それがひどいものであればあるほど、
その中にその逆境のひどさに見合った、強力な幸せの種子が隠れているのです。
不幸を幸運に変える、つまり、逆境であればあるほど、
貴重な体験を重ねることが出来るのです。
農夫の心構えとは、畑を耕し、種を蒔き、作物の世話をし、
その収穫を待つという辛抱強い姿勢のことである。
これと同様に、願望の実現を一朝一夕にして得ようとすると必ず失敗する。
日々の努力の果てには、必ず収穫が待ち受けているという
確信を持って待ち続けることが重要である。
不運な目に遭った時は、それを過去のものとしてしまっておくことにしよう。
あなたの心は、いつも未来への達成へと向けておこう。
そうすれば過去の失敗は、未来には幸運となって作用することになる。
後悔や苦い思い出、悔しさがあるなら、自分の過去の扉を閉じたまえ!
あなたが逆境に出遭ったら、それは貴重なレッスンだという見方をすればいい。
思考は現実化する ナポレオン・ヒルより


他人の意見に惑わされずに自分の人生を精一杯生きようではありませんか?
それがいつの時代も大事なことだと思います。

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