苦悩のバイデン大統領

ハマスがイスラエルに侵入し
多数の人を殺し200人以上を人質にしてしまいました。
当然、イスラエルは報復に出るわけですが
アメリカは危機的な立場にあります。
アメリカにはイスラエル人の富裕層が
アメリカの政治を動かしているという事情があります。
イスラエルに不利なことをすればアメリカ議員には
なれないくらいの影響力を持っています。
イランがハマスを支援してきたわけですが
イランの後ろにはロシアと中国がいます。
「イスラエルのガザ地区の攻撃を止めて
すぐにでも停戦すべきだ」という世界的な世論が高まっています。
ウクライナ戦争でロシアをあれだけ非難しておいて
イスラエルの地上侵攻を止めないのか?と
ロシアと中国は国連でもイスラエルを支援するアメリカを非難しています。
ウクライナ戦争で多額の支出をしてきたアメリカ。
イスラエルを援助するために動かざるをえない苦しい立場です。
アメリカの現在の財政状況を調べてみました。

アメリカの財政状況については、2023会計年度(2022年10月~2023年9月)
の財政赤字はGDP比5.8%、債務残高98%となっており、
前年見通しから悪化していることが米国議会予算局(CBO)
によって公表されています1。
また、米国内総生産(GDP)は財政出動で回復が進み、
21年半ばにはコロナ危機前の水準を取り戻すと予測されています2。

以上の情報を元に、より詳細な情報を知りたい場合は、以下のURLを参照してください。
1: 米2023会計年度の財政赤字はGDP比5.8%、債務残高98%、
前年見通しから悪化 (米国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ ビジネス短信
2: 米財政赤字は240兆円に 議会21年予測、債務は3000兆円 | 日本経済新聞 電子版
Microsoft Bing チャットより

日本経済新聞 電子版 こちらの資料は2021年なので少し古いですが
最近はもっと悪くなっているようです。

2023年の6月30日のジェトロの記事です。

債務上限問題の頃の記事だと思いますがこのままいくと
バイデン大統領は来年、再選されない可能性があります。
バイデン大統領の支持率については、
2023年10月26日に米国の調査会社ギャラップが発表した調査結果によると、
支持率は37%で、不支持率は59%となっています。
Microsoft Bing チャットより

岸田総理も厳しいけれどバイデン大統領もきついですね。
もっと大きな問題はウクライナ戦争の当初は日本、欧米が結束して
ロシアを孤立化させてきたのですが、最近、グローバル・サウスが
ロシア、中国を支持して先進国の結束も揺らいできました。
イスラエル・ハマスが世界的な反アメリカ世論の引き金になり
犠牲者が増えるとそれは加速していくでしょう。
政治的にも財政的にも戦後、最大のピンチなのかもしれません。

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