お金の話

お金の話をすると「あいつは金の亡者だ!!」と
言われそうなのですが
お金のことを勉強しないといけない時代になりそうです。

日本ではお給料を円でいただいて買い物をしないと生きていけません。
日本銀行が発行した紙幣と貨幣で2010年代までやってきました。
令和元年(西暦2019年)の10月に10%になりました。
早いですね・・・・
キャッシュレスの時代がきました。
クレジットカードやイズミヤの電子マネーlittaで買い物をすると
ポイントがもらえて実質的には消費税は10%以下になっています。
何故、クレジットカードやスマホ決済でポイントが貯まるのでしょうか?
そしてそのポイントで物が買えるのでしょうか?
お金は「日本銀行が発行した紙幣と通貨でなければならない」という訳では
ないのです。
お金がない時代は山で狩りをして捉えた獲物や海で魚や貝を捕獲して
農作物や日用品と交換していました。
それでは不自由なことが多かったので貨幣が生まれました。

貨幣の起源は、市場や貿易の起源とは別個にあるとされる。
貨幣の機能には、(1)支払い、(2)価値の尺度、(3)蓄蔵、(4)交換手段があり、
いずれか1つに使われていれば貨幣と見なせる[1]。
貨幣の4つの機能は、それぞれ異なる起源を持つ。
(1)支払いの貨幣は、責務の決済を起源とする。
賠償、貢物、贈物、宗教的犠牲、納税などがこれにあたる[2]。
(2)価値尺度の貨幣は、物々交換や財政の管理を起源とする。
歴史的には単位のみで物理的に存在しない貨幣もある[3]。
(3)蓄蔵の貨幣は、財や権力の蓄積を起源とする。
食料や家畜、身分を表す財宝などがこれにあたる[4]。
(4)交換の貨幣は、財を入手するための交換を起源とする。売買がこれにあたる[5]。
4つの機能をすべて備えた貨幣が使われるようになるのは、文字を持つ社会が発生して以降となる[6]。
前述のように貨幣には4つの機能があり、いずれかに使われていれば貨幣と見なせる。
歴史的には、用途によって特定の機能の貨幣があり、
複数の貨幣を組み合わせていた[7]。
バビロニアでは価値尺度としての銀、支払い用の大麦、交換用の羊毛やナツメヤシなどを使い分けた。
中国の漢では賜与や贈与の目的や立場に応じて、金、布帛、銅が厳密に使い分けられた[8]。
日本の江戸時代では江戸幕府が石高制のもとで米を価値の尺度として、
金・銀・銅(銭)を三貨制度として統合した[9]。
貨幣史(ウィキペディアより)
つまり貨幣の4つの機能を満たせば紙でも何でもよいということです。
キャッシュレスの最大のメリットは造幣局でお金をかけて紙幣や貨幣を
作らなくてよいことです。紙幣や貨幣を作る量を減らすことが出来れば
その分だけ日本の財政負担を減らすことができます。


金融商品には様々なものがあります。
銀行預金や郵便貯金も立派な金融商品です。
銀行やゆうちょ銀行にお金を貸して、そのお金で銀行やゆうちょ銀行は
企業や事業者にお金を貸して利子を得て、手数料を引いて預金者に利子をつけます。
これを「利ザヤ」と言います。
預貯金は絶対元本割れしません。日本が破綻したら分りませんが
銀行が潰れても1000万円までの預貯金は保証されます。
これをペイオフと言います。最もリスクの少ない金融商品です。

最近は仮想通貨がありますが通貨は基本的に国が発行します。
各国政府が通貨を保証しています。
各国の通貨の価値は上がったり下がったりします。
今、欧米各国で金利が上がっていますが日本との金利差がかなりあります。
「キャリートレード(キャリー取引)」とは、一般に低金利の国の通貨で
資金を調達し、より金利の高い国の通貨で運用すること です。
外貨貯金などがこれにあたります。これもネットバンクでできます。
このようにインターネットの普及で20年くらいで大きく金融界は変わりました。
電気、ガス、水道のようにインターネットも生活に欠かせないインフラに
なったということです。
電子化、デジタル化のリスクはシステム障害です。停電が起これば
キャッシュレス決済ができなくなります。

債券や株は国だけでなく企業も発行できます。
債券と株の違いの説明は私は出来ません。
企業や事業者は銀行からお金を借りて事業をしてお金を稼いで
利子をつけて銀行に返します。
国、自治体、企業や事業者が発行する公共債、企業債が債券です。
債券は発行者が利子をつけて返せる限り元本と利子は保証されます。
しかし返せなくなったらただの紙になります。
ネット証券だとパアになります。これをデフォルトと言います。
デフォルトしない信頼性の高い債券ほど利回りが低く
デフォルトしない信頼性が低い債券ほど利回りが高くなります。
大きく利益を得ようとすればするほどリスクが高くなります。
株は基本的にこの企業はとても良いサービスを提供していて
将来性がありそうだから自分のお金を投資して株主になり
頑張ってくださいねと企業を応援するために買う物だと私は思います。
どんな事業をして利益を上げているのかも確認せずに株を買ってはいけません。
と私個人は思います。

世の中にうまい話はありません。FXで主婦が家事をしながら月100万円
稼いだとかデイトレーダーがネット株で億万長者になったとか言う話は
ウソではありませんが必ずしも全ての人がそうなるとは限りません。
私は最初FXから始めました。1日2000円FXで儲ければ20日で月8万円になると
思いました。
FXは1~2分で2000円プラスになる時もあれば5000円マイナスになる
時があります。私はプラスになればすぐ利益確定をしてしまい
マイナスになると損切り出来ずに数万円の損失を出しました。
投資は自己責任です。

インターネットが普及し私達の生活は一変しました。
このようなブログを不特定多数の人に私のようなものが発信できたり
ネットバンク、ネット証券で様々な金融商品に自分のお金を替えることが
できます。
少額でも預貯金を株や債券や不動産に投資できる積立投資があります。
毎月少しずつNISA口座で手数料や税金なしで
複数のインデックス投信に分散投資するだけで
リスクを抑えてリターンを得る方法も普及し出しました。

投資は自己責任です。いきなりFXをして億万長者になれるかもしれない。
お金の仕組みを勉強しないで投資することほど危険なことはありません。
投資の基本は職場で地道に働いてお給料をもらい少しずつ
時間をかけてお金のことを勉強することです。

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