ファンダメンタルズ分析の基本

「収益性」いかに効率良く稼いでいるか
「成長性」将来に渡って利益を生む事業であるか
「健全性」多額の借金を抱えていない 倒産リクスが少ない

以上3点を知るためには
有価証券報告書を読み、どのような事業をしている会社なのか
を知る必要があります。
決算短信も読む必要があります。
決算短信と有価証券報告書の違い(Microsoft Bing AIチャットより)
決算短信と有価証券報告書は、
どちらも企業の財務情報を開示するための資料ですが、
その目的と内容にはいくつかの違いがあります。

決算短信は、証券取引所のルールに従って開示される書類で、
原則として決算日から45日以内に開示することが
義務付けられています12。
決算短信は財務諸表の情報をコンパクトにまとめており、
監査法人による会計監査は義務付けられていません2。
そのため、早期に開示することを促す「速報性」が重視されています2。

一方、有価証券報告書は、金融商品取引法に基づいて開示される書類で、
決算日から3ヵ月以内に開示することが義務付けられています12。
有価証券報告書には、財務諸表以外にも、
従業員の平均給与、設備投資の状況、役員報酬、研究開発に要した金額など、
企業分析する上で有用な情報が多く載っています2。
また、財務諸表は監査法人による監査済みのもので、
信頼性が最も高い情報とされています2。

したがって、決算短信と有価証券報告書は、
それぞれ速報性と詳細性を重視した資料と言えます。
投資家はこれらの違いを理解した上で、
適切な情報を得るために使い分けることが重要です12。

財務諸表は、企業の経営状態や財務状況を公表するための書類で、
主に以下の3つの表から構成されています123:

貸借対照表(バランスシート):企業の資産、負債、純資産の状況を示します。
資産と負債+純資産の額は必ず一致します123。

損益計算書(プロフィット・アンド・ロス・ステートメント):
企業の一定期間の収益と費用を示し、その期間の経営成績を確認できます123。

キャッシュ・フロー計算書:企業の現金(キャッシュ)の流れを示し、
貸借対照表や損益計算書では読み取れないお金のより詳細な流れを可視化できます123。

これらの表を理解するためには、以下のポイントを把握することが重要です123:

貸借対照表:「資産の部」は企業が保有している全ての資産が表示され、
「負債の部」は返すべきお金(借金)が表示され、
「純資産の部」は株主が会社に対して出資した資本金などが表示されます123。

損益計算書:「収入」は企業が得た全ての収益を、
「費用」は企業が支払った全ての費用を示します123。

キャッシュ・フロー計算書:「営業活動」は本業によって得られたキャッシュの増減を、
「投資活動」は資金運用によるキャッシュの増減を、
「財務活動」は借金や借金の返済、配当金の支払いなどによるキャッシュの増減を示します123。

これらの表を見ることで、企業が「過去から今までどういう動きをしてきたのか」、
「現在はどうなのか」、そして「将来どういう風に動いていきそうなのか」が分かります3。
ただし、「将来」という部分は、
財務諸表からだけでは将来どうなりそうかという「傾向」しか分かりません3。

株価の高い、安いを判断する物差しとして
PER PBR ROEが挙げられます。
(Microsoft Bing AIチャットより)
PER(Price Earnings Ratio)は、日本語で「株価収益率」を
意味する金融指標で、
現在の株価が1株当たりの純利益の何倍にあたるかを表します123。
PERは、その企業の株式に対する投資家の期待度の
高さを表していることもあります2。
PERの計算方法は以下の通りです123:
PER(倍)=1株当たりの純利益現在の株価​
ここで、1株当たりの純利益は一般的に当期の予想値を参考にします2。
PERは株価が割高か割安かを判断する一番重要な指標であり、
投資初心者の方は、財務諸表などのファンダメンタルの確認と
併用して銘柄選別に利用します13。
一般的にPERの平均は15倍程度と言われています1。
つまり、PERが15倍より高ければ評価が高い分、株価も割高に。
15倍より低ければ株価は割安と考えられます1。
ただし、PERだけを頼りに投資判断をするのはおすすめできません2。
その企業の実態や市場の状況、将来の見通しなどを総合的に分析することが重要です2。
また、PERには、実績PERと予想PERの2種類があり、
予想PERは、企業が公表する利益予想や証券アナリストの
予想をもとに計算されます2。
株式投資では将来的に利益を得られるかどうかが重要になるので、
実績PERよりも予想PERの方を重視する場合が多いです2。

PBR(Price Book-value Ratio)は、
「株価純資産倍率」という金融指標で、
現在の株価が1株当たりの純資産(BPS:Book-value Per Share)の
何倍にあたるかを示します123。
PBRは、企業の資産価値(解散価値)に対して株価が割高か割安かを
判断する目安として利用されます123。
PBRの計算方法は以下の通りです123:
PBR(倍)=1株当たりの純資産(BPS)現在の株価​
一般的に、PBRが1倍未満の場合、株価は割安と考えられています123。
これは、株価と1株あたりの純資産(=解散価値)が
等しいということを意味します123。
しかし、PBRが1倍未満だからといって必ずしも割安と判断するわけではなく、
その企業の実態や市場の状況、将来の見通しなどを総合的に分析することが重要です123。
また、PBRが高い場合でも、その企業が高成長率を持つIT企業などであれば、
その高いPBRは純資産以上の価値が認められているとも言えます123。
したがって、PBRは株価の割安さを判断する上での重要な指標の1つですが、
その他の指標と併用して、その銘柄の投資判断を行っていくのがよいでしょう123。

ROE(Return On Equity)は、
「自己資本利益率」または「株主資本利益率」とも呼ばれ、
企業が自己資本をどれだけ効率的に利用して利益を上げているかを
示す財務指標です123。
ROEは以下の計算式で求められます123:
ROE(%)=自己資本当期純利益​×100
ここで、「当期純利益」は1会計期間のすべての収益から
費用などを差し引いた、会社の最終的な利益を指します123。
ROEが高いほど、企業は自己資本を効率よく活用して
利益を上げていると言えます123。
そのため、投資家にとっては「その株に投資して、
どれだけ利益を効率よく得られるのか」という、
収益性や効率性の指標となります123。
ただし、ROEだけを頼りに投資判断をするのはおすすめできません123。
その企業の実態や市場の状況、将来の見通しなどを総合的に
分析することが重要です123。
また、ROEには、実績ROEと予想ROEの2種類があり、
予想ROEは、企業が公表する利益予想や証券アナリストの
予想をもとに計算されます123。株式投資では将来的に
利益を得られるかどうかが重要になるので、
実績ROEよりも予想ROEの方を重視する場合が多いです123。.

以上が私の勉強したファンダメンタルズ分析です。
ファンダメンタルズ分析のみでなく
チャート分析などによるテクニカル分析も重要です。
私は個別株で勝つ自信はありません。
色々な知識を得ることは楽しいことで
無くなってもよい程度のお金で試してみようかな?
と考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です